長野県大町市訪問
2016/07/25
6月4日、日本環境法律家連盟(JELF)の総会が、長野県大町市であり、大町市まで行ってきました。
大町市では、JELFの総会とともに、NPO法人地域づくり工房の方に「まちづくり」についての講演をしていただき、さらに大町市を案内してもらいました。
地域づくり工房では、地域に眠っている資源を活用するため、市民が集まり、地域内にどのような資源があるかということから検討をはじめ、その資源をどのように活用するかを話し合い、実際の事業活動に展開するという取組みを行っているとのことです。
これまでアルプスの麓という立地を生かし、豊富にある水資源を利用した小水力発電機を設置したり、スキー場跡地を利用した菜の花、蕎麦の栽培と菜の花油の注文搾油方式での販売したり、風穴小屋を利用した純米酒の熟成などを行ってきたとのことです。
地域の資源を利用しまちづくりを行い、地域の活性化を図ろうとする取組みは、他の地域でも応用できると思います。
地域にはまだまだ眠っている資源があります。地域の資源は、再生可能エネルギー発電などで有効利用できるものもたくさんあります。
過疎や限界集落という問題が叫ばれている昨今ですが、地域の資源を生かしながら、より良いまちづくりができれば、日本全体が活性化できると思います。
このような活動を後押ししていきたいと感じました。
(弁護士 吉田 理人)